夏といえば、同時に熱中症の季節。子どもやお年寄りだけでなく、若い人たちから中高年の人たちまで危険にさらされますよね。

熱中症予防や、熱中症になった人たちによくいわれるのが、水分をしっかり取ろうということ。汗の欠き過ぎなどで失われてしまった体内の水分を補う必要があると説いています。

でも、実は水も飲み過ぎると熱中症が悪化するってご存知でしたか?

熱中症になったら、どんな水分をとれば改善するのでしょう?

夏になれば、誰にでもなる危険のある熱中症。どうしたら水の飲み過ぎにならずに熱中症を予防できるのか、あるいは熱中症になった際の対策はどうしたらいいのかを紹介したいと思います。

スポンサードリンク
スポンサードリンク

熱中症とは

120e27c6a6ee537f3443f49dc65e7331_s

熱中症は、高温すぎる状態に体が適応できず、悲鳴を上げてしまうことによって起きる症状の総称です。年々厳しくなり、患者数が多くなるといわれる熱中症。その症状とは、

・めまいや立ちくらみ、顔がほてったり、一時的にすうっと意識が遠くなる。

・だるくなったり、吐き気がしたり、実際に嘔吐したりする。

・以上に汗をかく/まったく汗をかかないなどの汗のかき方が異常で、皮膚をさわると熱かったり、乾いていたりする。

・こむら返りや筋肉がけいれんしたり、手足の筋肉がつったりなど、筋肉がおかしい状態になる。

・重度の熱中症になると、呼びかけても反応できなかったり、異様な返答をしたり、真っ直ぐ歩けなかったりします。また、自分で水分補給ができないことも。ここまできたら、すぐに医者に行きましょう。

以上のような症状が現れます。

応急処置としてよくいわれているのは、

・冷房の入った室内や木陰など、涼しい場所に移動する。

・氷や保冷剤などを脇や足の付け根など、太い血管があるところにあてて、体を冷やす。

・スポーツドリンクなどで水分や塩分を補給する。

ということです。また、熱中症を予防するためには、

・こまめに水分を取る。

・塩分を取る。

・しっかり体を休める。

・出かける時は水分を持ち歩く。

などといったことがいわれています。

いずれも大切なことですが、熱中症というとやはり注目するのは水分補給ではないでしょうか。

「こまめに水分補給をすれば熱中症になりにくい」ということは、夏の常識となりつつあります。ですが、水の飲み過ぎが別の害を引き起こしていることが、最近の問題となっているのです。

水を飲み過ぎる危険:低ナトリウム血症

688588284d15d00b839ed35754de2a71_s

熱中症を懸念するがあまりに水を飲み過ぎると、汗など以上に水分が体内に入ることになり、血液が薄まります。すると、血液内にあるナトリウムが薄まって、不足してしまう可能性があるのです。

これを低ナトリウム血症といいます。

ナトリウムは体内の塩分と水分のバランスを調整しているミネラルです。これが不足すると、軽度の場合は特に症状が出ることはありませんが、不足の渡合が大きくなると、倦怠感やだるさ、吐き気などをひきおこします

さらにひどくなると熱中症と同じように、意識障害や昏睡状態に陥ったり、呼吸困難に陥ることも

低ナトリウム血症は、これまではあまり例がなかったのですが、最近増えてきているということです。

じゃあどうしたらいいの?

9240d945259354007b202e6a1ca1b14b_s

低ナトリウム血症を防ぐには、何よりもまず水分を取り過ぎないことです。そのためには、一気にたくさんの水を飲まないこと、量を決めて飲むことが大事です。

一般の人であればそれで十分ですが、ジョギングやウォーキングなど、汗をかく運動をする場合は、水分だけでなく、塩分をひとつまみ程度入れた食塩水などでナトリウムも摂取するようにしましょう。

スポーツドリンクも悪くはありませんが、ラベルの裏側をチェックし、糖分がたくさん含まれているものは避けるようにしましょう

熱中症になって脱水症状が起きてしまった後に飲むのであれば、経口補水液をとりましょう。これは人の電解質のバランスと同じようにつくられた飲料です。

飲んだことがある方であれば分かるかと思いますが、ものすごくしょっぱいです。要するに、脱水症状を起こしてしまったら、水分だけ補給してもまったくだめだということです。

とはいっても、この経口補水液、あくまで熱中症になってしまったときに飲むものですから、予防として飲むにはしょっぱすぎますし、塩分過多になってしまいます

それでは、体がむくんでしまったり、血圧が高くなってしまったりして、逆効果。

あくまで応急処置用にしておきましょう。

まとめ

夏になると、熱中症がこわいですよね。

私はものすごく熱中症になりやすい体質で(汗をかきにくく、体に熱がこもる体質)、毎年数回熱中症の危機に陥ります。

予防策としては、日傘に冷えた水とカリカリ梅、それに氷を持ち歩くこと(暑すぎる、と思ったらガリガリ食べてます)などをしています。

また、できる限り真夏の日中は外に出ないようにし、買い物などは夕方に行くこと、そしてジムなどで運動して汗をかけるようにすることを工夫しています。

それでも熱中症になってしまうんですよね…。その場合は、ひどくなりすぎる前にどこか涼しい室内に逃げ込み、水分を取って、カリカリ梅を食べます。するとまあまあマシになってきます。

ほんとは、経口補水液を持ち歩いた方がいいのでしょうね。

夏は徐々に暑くなっていきます。ほんとにひどいくらい。みなさんも、どうか熱中症には気を付けてお過ごしください。