最近、グルテンアレルギーグルテンフリーという言葉をよく聞きませんか? 小麦粉を使った製品に入っているというグルテン、体に悪いのでしょうか

テニスでトップの座を譲らないノバク・ジョコヴィッチ選手や今をときめくディーン・フジオカさんなどは、グルテンフリーの食事をしていることで有名です。関連の本もたくさん出ていますよね。

グルテンアレルギーがどんなものなのか、どんな症状が出るのか、そしてもしグルテンアレルギーだったらどんな生活をすればいいのか、紹介したいと思います。

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グルテンアレルギーとは?

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グルテンというのは、小麦、大麦、ライ麦などの麦類の胚乳からできるタンパク質です。パンや麺類などを食べると、もちもちした感じがありますよね? それがグルテン。

そのグルテンですが、アレルギー疾患が出ることがあります。ただ、それには種類があって、グルテンを口にしてすぐに吐き気や呼吸困難、アナフィラキシーなどがおこる即効性のアレルギーと、自己免疫が理由で起こるセリアック病、食べてから数時間後に起こる遅延性のアレルギーであるグルテン過敏症があります。

今回は、最も判別しづらく、しかも数の多いグルテン過敏症についてお話しします。というのも、たいていの人が自分がグルテン過敏症だと気付いていないからです。

グルテン過敏症の症状は?

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グルテン過敏症の症状はさまざまなものがあるため、だからこそ自分が過敏症だと気付かない人が多いのだそうです。

・便秘、下痢、腸の不調など、消化器官に問題がある
この系統の症状が最も多いのですが、長期間に渡って上記のような症状に悩まされている場合、グルテン過敏症かもしれません。

・集中力がなくなったり、頭がぼうっとしたりなどする
グルテンに含まれるグオテルモルフィンという成分は、モルヒネと同じ作用を起こします。といっても、微量なので症状を感じない人の方が多いですが、グルテン過敏症の人の場合、つい他のことを考えてしまったり、ずっと頭がぼうっとしていることがあります。

・ひざや腰など、関節が痛む
グルテン過敏症の人は、体がグルテンに対して抗体を作るため、それによってひざや腰などの関節が痛むことがあります。

・情緒不安定になる
グルテン過敏症の人は、グルテンをとることによって吸収が疎外される栄養素があります。それがビタミンBやD、亜鉛や鉄分など、精神を安定させるのに必要なものばかり。

実は、鬱かな、と思っていても、グルテン過敏症だったという可能性がある人は、とても多いのです。

・偏頭痛やめまいがある
食物が原因のアレルギーで最も多い症状が、偏頭痛やめまいです。偏頭痛に苦しんでいる女性は多いといいますが、たいていは原因がわからず悩んでいるのではないでしょうか。もしかしたら、グルテン過敏症かもしれません。

・二の腕や背中にぶつぶつがある
二の腕や背中にできるぶつぶつは毛孔性角化症といいますが、これもグルテンが原因の可能性があります。

グルテン過敏症はどうやって判断したらいいの?

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自分がグルテン過敏症かどうかを判断するには、2つほど方法があります。

ひとつは、IgGという遅延性アレルギーの検査をすること。ただし、必ずしも100%正確な結果を得られるわけではないそうです。

もう一つが、生活の中で見極めること。2週間から3週間ほどグルテンフリーの生活をし、その後元の生活に戻してみましょう。グルテンフリーの生活中は調子がよく、戻したときに悪くなるようであれば、グルテン過敏症の可能性が高いです。

グルテン過敏症だと分かったら?

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自分がグルテン過敏症だと分かった場合、なによりまずグルテンフリーの食生活にしましょう。そのために、下記のようなことに気を付けましょう。

・麦類を含む食品を避ける
これが最も難しいのですが、小麦、大麦、ライ麦などが原材料に入っている食品を避けましょう。ということは、パンや、たいていの麺類、ピザ、ケーキやクッキーなどのお菓子類、餃子やワンタン、お麩などは全てNGです。

・醤油などの調味料は原材料をチェック
意外ですが、醤油などの調味料にも、小麦が使われていることがあります。原材料の表示をチェックして、小麦が使われていないことを確認しましょう。

・お酒の中でも、ビールは×
とりあえずビール、という方、注意です。ビールの原材料の中に大麦が入っているからです。他のお酒を頼むか、グルテンフリーのビールを飲むようにしましょう。

・揚げ物も注意
市販の揚げ物は、衣に小麦粉を付けていますよね。なので、揚げ物を食べたいなと思ったときには、米粉などを使って自分で作るのがおすすめです。

・和食中心の食生活にする
ご飯にみそ汁、お漬物に煮物など、和食はグルテンフリーの宝庫です。おそばも十割蕎麦であれば小麦粉をつなぎに使用していないのでおすすめ。その他、野菜や果物、肉類、魚類、卵、乳製品、甘いものなら和菓子であれば、グルテンを含んでいないので安心です。

・自分で作る
今は小麦粉の代替品がたくさん出回っているので、パンも麺類も、米粉などをつかって自分で作れば食べられます。レシピもたくさんあるので、ぜひ自分で作って、パンやパスタなど洋食も楽しみましょう。

まとめ

何気ない不調ってありますよね。生活習慣の乱れかな、睡眠不足が続いたからかしらと思っていたら、実はグルテン過敏症かもしれません(もちろん、そうでない可能性もありますが)。

私自身も含めてですが、朝はパン、昼はサンドイッチ、夜にはビールが欠かせない、などグルテン過多の生活を送っている可能性があります。ちょこちょことクッキーなどをつまんでしまいますしね。

よっぽど体調の悪い方で原因が思い当たらない方は、ぜひ2〜3週間のグルテンフリー生活を送ってみてください。その上で過敏症だと分かったら、グルテンを減らしてみましょう。

きっとずっと楽に日常を送れるようになると思います。